別に何をしたってわけでもないんだけど、地震から4ヶ月たった。

 地震でいろんなものが(システムとかそういう)日本の根幹部分が、変わるのかなって期待があった。どうだろう…変わってない気がするんだけど。九電が、玄海原発の説明番組あてに、運転再開に賛成する意見を送るよう子会社に指示したニュース。何か象徴的なニュースだなあと感じた。総理大臣は、やめたってやめなくたって、大して変わらないでしょと思う。なら、同じ人がやってたっていいんじゃないの? とっかえる手間が、ムダ。

 福島原発は、ずいぶんニュースが減った。3号機の炉の温度が150℃前後。まだ、燃料はその中にあるのかなあ。

 千葉県柏市の清掃工場から高濃度のセシウムが出たり、肉用牛からセシウムが出たり。まだまだ、脅かされていると思う。というか、原発の放射性物質の影響が出てくるのはこれからだ。

 うちは、6月から水道水を飲んでます(それまでは、ムスメが家で口にする水分はミネラルウォーター)。でも毎朝、前日の水道放射線量チェックは欠かさずやってる。まわりに、そういう人はいない気がするし、神経質だとかヘンだと言われても仕方ないけど、まだしばらくは続けるつもり。安心できるまでは。

 今日は晩ご飯に、餃子を作った。みんなで包みまくった、78コ。こうやって、普通に暮らせることがありがたいなあと思う。住むところや家族を失うつらさ…、もう二度と起こってほしくない。でも、起こってしまったことは戻せないということに気づく、そして胸が苦しくなる。

 それが、地震4ヶ月目の感想。