
やっとやっと見た。花組の「はいからさんが通る」。
ちょっと贅沢ランチをして、SS席3列目で観劇して、死んでも良いかな…という1日でした。

何回チケットダメになった?
この演目、何回もチケット取れては上演中止になったんです。
・3月の遠征予定→上演中止
・6月はコバちゃんと見に行く予定だった→上演中止
・8月もなんとかチケットが当たった→花組にコロナの人が出て上演中止
というわけで3回だね。もう無理かなって思った。
だから幕が開いたのを自分の眼で見て、やっと信じられた。劇場へは先日も来てたけど(雪組のコンサート)、この演目はなかなか観に来られなかったから、喜びもひとしおでした。オープニングで、別に悲しい場面でもないのに、感極まって涙が。マスクしてると拭くのが大変なので、泣かないようにしようと思った…。
とにかく少女漫画
はいからさん、楽しくて良い作品でした。衣装も、和装、軍服、ドレスと華やかで。宝塚らしい作品。
もうねえ、少尉は、小倉とかロシアとか行かなくてもいいんじゃない?
「おまえのいいなづけだ」「えーッ」
「隙あり!(竹刀でたたく)」で【完】。
それくらい、完璧に少女漫画の世界でした。(←10分で終わっちゃう)
少し下級生の人数は減らしての公演だったけど、それでも50人以上が舞台に乗る。みっちり詰まった人たちの演技、コーラスはやっぱり圧巻。
きらきら輝いてて、夢を見させてくれる舞台でした。
【キャスト感想】
華ちゃんはまだまだ若いな〜。体当たり、全力の演技でほほえましい。柚香さんは、どこか悲し気な表情が色気があって良いです。私は、柚香さんのダンスがすごく好き。気持ちがのびのびとしてくる。このトップコンビでの、次の作品も楽しみ。
中堅〜下級生にも見せ場がたくさんあって、特に音くり寿ちゃん。歌がうまいし、キメるべき場面で必ず決めてくる。舞台度胸もすごい。何度かセンターに立って、ぴったりだなと思った。
蘭丸役の、聖乃あすかさんも難しい役だと思った。「女形の歌舞伎役者」を女性が演じるって、グルグル回って、男なの?女なの? 2幕で、蘭丸の振袖姿。美しいし、男っぽい所作もちらちら見せてくるし、うまいな…!
あきらさん(瀬戸かずや)、カッコいい。出番がおもに2幕しかなかったけど、1幕にもちらちら出てたっぽい。あと1回チケットあるから…確認しよう。
高翔さん、場面少ないけど、ほぼシルエットで出てきただけで「悪そうなオッサンがおる!」という雰囲気むんむんですごかった。宝塚のイケおじのひとり。美穂さんのカゲソロも聞きほれた。下級生のかわいい子も見つけて、楽しみが増えました。
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