お友達と、花組観劇してきました（宝塚）。変異株の流行とか、緊急事態宣言中なこともあり、客席はかなり静か。たまにおしゃべりしている人がいると、目立つな〜という感じ。私もお友達と一緒ではあるけど、小さい声でボソッとしゃべるくらいでした。そして、現地集合、現地解散です。はやくワクチンが行きわたって、おしゃべりしながらご飯食べたりできる世の中にならないかなあ。

お芝居は、殺し合いが続いたり、わりと悲しいお話だったりして暗い雰囲気だったのですが、ショーははじけて輝いてました。この落差がいいねえ。

宝塚の舞台は、お芝居（１時間半くらい）、休憩が終わってショー（１時間ちょい）。というのが、スタンダードなスケジュールで、ショーが始まる5分前に、この看板みたいなやつが出ます↓


Cool Beast!!（カッコいい野獣）。ぜんぜんcoolじゃなくて、あつあつでした。トップスターの柚香さんは、踊ると100倍良いなと思った。お芝居だと普通のカッコいい人、ショーだと100倍カッコいい人ってかんじです。

ダンスって、人によってかなり表現が違う印象。キレッキレに踊る人、エネルギッシュに踊る人、長い手足を印象的に見せながら踊る人、しなやかさ、手先までの美しさ、それぞれ美しいなあと思います。柚香さんのダンスは、しなやかで、楽しそうにエネルギッシュに踊る。でもきれいで、下品さがない。それに、あんなに激しく踊っているのに、疲れが見えないね〜。女装シーンも良かったです。腰の細さよ…！！！

ところで、ショーの舞台装置に、可動式の階段が出てくるのですけども、今回のショーの階段は、めちゃくちゃカッコ良くてびっくりした。透明で、中にかなりビビッドな照明が入っていて、いろんな色に変わる。舞台装置に、こんなに度肝を抜かれたのは初めてです。しかも自走装置付きで、リモコンか何かで隊列（？）を変えるのも面白かった。あと１回見にいけるので、堪能してこようと思います。