笑う男

「笑う男」を帝国劇場で観劇。宝塚で、めちゃくちゃ歌がうまいなーと思っていた真彩希帆さんが出演するのを観たかった。帝劇は、ちょっと敷居が高い。チケットもお高いですが、今回はたまたまちょっと安く買えたのもあり、真彩ちゃんファンのたん子に「いいなーーーー」と見送られながら来ました。初日は、お客さんが劇場に入っているのに、中止になっちゃったと聞きました。この1月2月の観劇は、幕が開くことが奇跡みたいだったね。

原作は、ビクトル・ユゴー。ストーリー展開がものすごく面白かった。「次の場面はどうなるんだろう?」とワクワクしながら。「笑う男」とは、見世物にするために口を切り裂かれた男のこと。残酷さ、欲望、人間の心をむき出しにするような雰囲気が全体的にあり、それがとても良かったです。

真彩ちゃんのデア役も良かった(目が見えない人の演技が、迫真)けど、主役のグウィンプレン、女王役のオペラ歌手の方、ジョシアナ侯爵、みんな個性的で、いきいきしてました。特に、育ての父・ウルシスの、やさしさ、包容力、あたたかさ…、なんだろ、すごかったです。泣いちゃった。

使用人のセリフで、いくつか意味がわからないところがあったな。あの人、悪者のような、不思議な役だった。どの役も、セリフも、ちゃんと意味があって、最後にひとつの結末にきちんとつながっていく。もう1回観たかったけど、あー、東京公演は今日までだったのね。梅田と、博多座でもやるので、機会がある人はぜひ見てください。まだチケット、あるみたい!

家に帰って、プログラムを読んでいたら、オーケストラの指揮が田尻真高さん。観劇中は、見えないんですけどもね。子どもが参加してる児童合唱団で、毎年出演してる舞台でも、オケの指揮をやってらっしゃる。毎年、オーケストラを作っていく様子を、非常に面白く見てたのですが、帝劇でも振っているとは…知らなくてすみません…。ミュージカルにつける音楽って、コンサートの音楽と違って、また面白いよね。