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特別展「ポンペイ」@東京国立博物館に行ってきました。ポンペイは、79年に火山の噴火で埋まってしまった都市で、現在のイタリアにあります。ポンペイの遺跡から発掘された、さまざまな美術品や、生活の道具などが展示されていました。

トーハク、初めて行った。建物がカッコイイ。
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日本だと弥生時代のころ、青銅を使ったブロンズ像や、精緻なモザイク画などがあったということで、文明の発達具合がすごい。水道もあったみたいで、水道管のパーツなども展示されていました。こんなに発展した都市が、火山の噴火ひとつですべて消えてしまった…ということにも思いを馳せてしまいます。

鉄でできた農具などはボロボロにさびていたけど、大理石の彫刻、ブロンズ像はほんとうにキレイに残っている。王様はいなかったみたいだけど、お金持ちで有力な人はいたみたい。奴隷制度もあったようです。

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一番気に入ったのは、メメント・モリ(死を忘れるな)のモザイク画。
学生のころ、先輩に声かけられて町田の美術館で「メメント・モリ」の展覧会を見たときは、あんまりピンと来なかったのだけど。あれからいろいろあって、死が毎日近くにあるということが、なんとなくわかるようになったかなあ? 命は儚く、そして案外と、図太い。

過去に未来に、思いを馳せる鑑賞となりました。