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「親不孝介護」読んだ。ドキッとするタイトルだよね。

<親不孝介護>というのは、どういうことかというと、頑張って介護をすることが、むしろ親不孝になるかも、だから頑張りすぎないように介護しよう、というメッセージか込められてます。介護を頑張りすぎる人たちがいて、結局、親子ともども、疲労したり、病気や虐待につながったりする。だから、早い段階から外部のヘルプを頼もう、というようなことが書かれている。包括支援センターへの相談の仕方、施設を選ぶコツなどもすごく具体的にあって、体験談をもとにしているのでマニュアルとは違うけど、いろんな人とのやりとりが多く書いてあって、役に立つと思う。

自分に関していえば、父は3年前に亡くなったし、認知症の母は、施設で暮らすステージになっているので、この本に書いてあることはおおむね過ぎ去ったことが多かったが、介護をする人・される人が多くなって、介護のやり方もどんどん進化していると感じた。

特に同世代の40代後半〜50代に介護するようになる人が多いだろうなと想定されるので、まわりの人にぜひ勧めたいと思う本でした。

たぶん、こういう本ってけっこう出てるんだよね。ちょっと前までは、「お母さんの介護を一生懸命やって、泣き笑い」みたいな本が多かったけど、ここ数年で「共倒れせず、行政などを頼って、いかに楽に介護するか」というステージに入りつつあるのかも。

この本は、<母とひとり息子>のパターンで、父と娘とか、父と息子たちとか、組み合わせによってまた違う体験談が出てくるかもしれない。お父さんを介護している人は、暴力の話をする人もいる。そして、男女の組み合わせで、ある程度典型的なパターンはあるような気がする。

特に、認知症のはじまりのころは、親子ともに辛い。本に書いてあることは、今振り返ると、まったくその通りなんだけど、実際に自分のこととなると、なかなか受け入れられなかったなあ…。認知症初期の当時、ノートにメモを取っていて、一人暮らしの母が、いろんなことができなくなって、いろんな問題が勃発していて、今読んでもなかなかつらい。最後まで認知症を受け入れられなかったのは、近くにいたきょうだいだった。

そう、でも、いろいろ偉そうに言っても、実務のところは、ほとんど近くに住んでる妹におまかせで、今はもう、母に会っても、私が誰かはわからないみたい。それでも、いつも心を寄せているし、また会いに行きたいと思います。親不孝かもしれないけど。そういう罪悪感って、きっと、みんなあるんだよね。