たん子、成人式である。

私もY氏も「成人式は出なかった派」なので、特に思い入れなどないのだけど、たん子が「ばーばに振袖姿を見せたい」ということなので、何かしら準備することにした。

振袖かあ…、保管するのが大変そうだしと、レンタルを見せてもらったら、たん子が小柄すぎてサイズがないということになった。着物なのでわりとサイズの自由度があるかなと思ったけど、振袖の袖が長すぎた…。(たん子の身長は、150センチない)
振袖販売会


それで、予算とかいろいろ検討して、都民共済の振袖販売会のやつが良いのでは? ということで、申し込みをして会場に向かったのであった。(都民共済は、定額の生命保険で、ケガ・入院だけじゃなく、子どもの損害賠償などもカバーしてくれるのでありがたいサービスです)

振袖販売のシステムをざっくり説明すると、「振袖セットは定額(12万弱)、好きなのを自分で選ぶ。サイズはオーダー」。吊ってある、仮縫いされた振袖の中から好みのものを選んで、帯とか草履もセットなのでそれも選ぶ。で、採寸&お金払って終了です。時間制限があって、90分以内にということでした。

たぶん宣伝とか接客の過剰なサービスがなく、デザインもスタンダードなものなので、安く済むんだろうな〜という感じです。柄は古典柄しかなかったので、デザインにこだわりのある人にはおすすめしないけど、ちゃんと正絹の生地だし、うちはこれで十分かなっと思いました。

最初は濃いめの色あい、赤か緑の生地かなーと想定して探しましたが、はおって柄のバランスをみると、だんだん白いほうが良さそうということになり、白っぽいやつに決定。帯はちょっとデザインの変わったやつを選びました。なんだかんだ60分ほどで終了。やっぱり振袖の先っちょは切ることになったので、少し柄が減りました。

振袖販売会2

帯は…と、さらっと書いたけど、帯を選ぶ場面で大変苦労しました。帯なんて選んだことないよねえ。振袖の帯って幅が広くて存在感があるし、良さそうと思って合わせてもアレ?という感じがつづいて、選び方とか調べておけば良かったかなと、そこだけちょっと後悔しました。

あと、帯は吊ってないので(机の上にドンと積んである)、ぜんぶを見るのはほぼ不可能。きっちり袋に入っていたので、あまり細かい柄の合わせ方などは検討しなかったです。ただ、振袖を選ぶところに時間をかけすぎると、帯を選ぶ気力・体力がなくなってしまうので、ほどほどのところで切り上げたほうが良いな〜と思いました。まあ、少なくともあと9年は買うことはないと思うんだけど。

決まった組み合わせはコレ。帯揚げと衿のところの差し色は、朱色にした。
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ちなみに、家族含め3名まで参加可能ということなので、たん子、私、Y氏の3人で行きました。事前に、男性も行って大丈夫ですか?と聞いたらOKとのこと。でも他の人たちは、だいたい母娘の組み合わせだったかな。私は四十肩が上がらなかったので、Y氏に着物を取ってもらえて助かりました(笑)。ほかの女子たちの試着もちらちら見ながら、みんな華やかで素敵で、良いねと思いました。