7月から大変あわただしい上に、子どもたちが夏休みで、てんやわんやしているけど、星組の「1789」を見た。なんとSS席です。SS席は年に1回観られたら大変幸せ。宝塚の劇場の席はどこもいい席だけど、やはりSSは格別です。ヅカ友コバちゃんと、良く行く日比谷ミッドタウンのお店でゆっくりめにランチして、この日を楽しみにしてきたんだよーと話しながら劇場へ向かう。

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「1789」は、ポスターがかなり謎なデザインで、「ミュージカル感」あり、「スターてんこもり感」ありで、面白い。このポスターを見て、なんやかんや演目の様子を想像するのも楽しいんだよね。

マリーアントワネットの有沙さんがすごかった。歌も貫禄も。小池先生らしい、ド派手な演出に負けてない。有沙さん、退団は惜しいなあ。フェルゼンに別れをきっぱりと告げる強さも、恋に身を焦がす弱さもとても魅力的だった。

そして、トップスターの礼さん。ロミジュリでも相当歌っていたはずなんだけど、この演目ではそれを上回って歌が多い印象で、美声を堪能しました。ほんと、うまいし、声がいいです。歴史上の人物ではないけれど、だからこそ私たちに身近なキャラクターとして、親しみの持てる人物を演じていました。

革命の時代の話なので、民衆の演技・歌も良くて、アツかった。2幕最初のボディーパーカッションのシーンがとても印象的でした。もう1回見たいけど、チケットはない…(悲)。千秋楽の配信を見ようかなあ。