
たん子と「ファントム」を見に行った。クリスティーヌ役の真彩希帆さん狙い。たくさん歌っていたので、大変満足でした。本当に美しい声、歌。そして、ファントムの母役もやるのだけど、そこの場面が演技・歌ともに本当にすごかった。このチケット取って良かったねえ〜としみじみ感じた観劇でした。
ファントムは、悲しい、ひどい話なのに、なぜか見たあとはすっきりとした気持ちになる。不思議。
もともと宝塚版を見て好きになったけど(そのときもクリスティーヌは真彩さん)、今回の国際フォーラムで上演されたものは、もっと歌が長くて、セリフなども丁寧で、これを見たら、ああずいぶん宝塚版はダイジェストだったんだなと感じた。舞台はシンプルだけれど、十分。街灯を使った演出が良かった。

後半になるにつれて辛い展開になる。クリスティーヌに顔を見られて拒否され、ひとりぼっちになったファントムの悲しみ。そして、親子の気持ちを交わし合う場面では毎回号泣だ。
人の心の汚いところ、欲望、欲望に勝てず犯した罪、罪から生まれた悲しみ、それら醜いものををすべて美しい音楽で包んでいく。なんとも魅力的な演目です。また機会があったら見に行きたい。城田優バージョンのファントムも見てみたかったな。今回はシャンドン伯爵役で出演で、舞台で見たら、とても大きい人だな!と思った。
ファントムは、来週、ライブビューイングがあるみたいです。
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